犬を飼う前には、必ず「考えなければいけないこと」があります。
なぜなら、何も考えず安易に犬を飼ってしまうと、後悔する場合があるからです。

犬を飼ったけど思っていたのと違う

こんなに大変なら飼うんじゃなかった
上記のように、軽い気持ちで犬を飼うと、理想と現実の違いに後悔してしまう場合があるのです。
なので、今回の記事では「犬を飼う前に考えること10選」を紹介していきます。
この記事の内容
・犬を飼う前に考えること10選
・犬をかって後悔しないためのポイント
・私の経験も紹介
以上の内容になっています。
結論から話すと、犬を飼うことは想像以上に大変だと思ったほうがいいです。
犬を飼うことは、けっして簡単なことではありません。興味本位で飼うと、「生き物を育てる大変さ」や「しつけの苦労」に、耐えられない可能性があります。
犬は飼い主だけが頼りですから、しっかりと責任を持って育てることが大切です。
途中で犬の飼育を放棄することは、断じてあってはなりません。
犬を飼ってから後悔しないためには、飼う前にじっくりと考えぬいてからにしましょう。
考える内容については、今回紹介する「10項目」を読んでもらえれば大丈夫です。
この記事を読み終えた頃には、「犬を飼う大変さ」や「責任の重要性」が、少しでも分かって頂けるでしょう。
それでは早速、本文へ行っちゃいましょう。
Contents
- 犬を飼う前に考えること10選
- まとめ:犬を飼う前にはとことん考え抜こう
犬を飼う前に考えること10選
それでは、犬を飼う前に考えること「10選」を紹介します。
各項目は「質問形式」で紹介するので、自分に当てはめて考えてみて下さい。
大して難しい内容ではないので、気軽に読み進めてOKです。
犬を飼う前に考えること10選
1.犬が本当に欲しいですか
2.犬になにを求めますか?
3.犬を飼う体力はありますか?
4.生活が激変しても受け入れられるか?
5.犬のメンテナンスはできますか?
6.犬を飼える環境ですか?
7.家族は賛成していますか?
8.経済的に余裕はありますか?
9.犬の不快な行動に我慢できますか?
10.犬と最後まで一緒に入れますか?
上記の10項目について、解説していきます。
犬を飼う前に考えること1.「犬が本当に欲しいですか?」
はじめに考えて欲しいことは、「あなたは本当に犬が欲しいのか?」ということです。
なぜなら、大半の方は、「一時的な感情で犬を欲しくなっているから」です。
欲しいかを考えるときは、はじめに「犬を欲しくなったきっかけ」を、思い出してみましょう。
そして、きっかけが「テレビや本」などのメディアだった場合は、今の時点では犬を飼わない方がいいです。
例をあげると、子供などは「一時的な感情」で欲しくなっている場合が多く、飼い始めた頃は頻繁にお世話をしますが、飽きてくるとお世話をしなくなりますよね。
以上のように、欲しい気持ちが一時的に高まっている状態で犬を飼ってしまうのは、大変危険なのです。
徐々に熱が冷めてしまい、犬のお世話をしなくなりますからね。
犬だけは、衝動的に飼ってはいけないのです。
ココに注意
一時的に感情で衝動的に犬を飼うのは大変危険である
犬が本当に欲しいか判断する方法は?
犬は衝動的に買ってはいけないと、説明しました。
では、犬が本当に欲しいのか判断するためには、どうしたらいいでしょうか?
それは、少し時間を置くことです。
一時的な感情で犬を欲しくなっているときは、冷静な判断はできない状態です。
なので、欲しい意欲が収まるまで一旦待ち、時間を置いてから考えることが重要なのです。
時間を置くことで、冷静な判断ができるようになります。
ココがポイント
犬が欲しいいときは気持ちが落ち着くまで時間をおき、冷静になってから考えよう
大切なのは考える時間を増やす事
欲しいかを判断するには、「考える時間を増やすこと」も必要です。
なぜなら、考える時間を増やすことで「責任感が強くなってくるから」です。
考える時間を増やすと、「犬を飼う大変さ」や「命の重さ」が、次第に分かってきます。
考える時間は1週間でも1ヵ月でも構いません。とにかく、その場の勢いで衝動買いしない事です。
人の気持ちは変わりやすいので、考える時間を増やし考えぬいてから、答えを出すようにしましょう。
ココがポイント
犬を飼うことを時間をかけてじっくり考え、生き物を飼う責任の重さを理解しよう
とことん考え抜いたなら犬を飼っても大丈夫
時間をかけて、とことん考え抜いたなら、犬を飼っても大丈夫です。
自分が納得するまで考えぬいたなら、あなたの犬を欲しいという気持ちは、本物になっていますから。
強い気持ちと責任感を持てれば、犬を飼った後でも、責任を持って育てることができるでしょう。
要は犬を飼い始めるときって、「犬の一生を最後まで背負う」とういう自覚が必要なんですよね。
「命を預かる」ということを、決して忘れてはいけません。
ココがポイント
犬を飼うことに責任を持ち、犬の一生を背負う強い覚悟があれば大丈夫
実際に経験者の生の声を聞いてみよう
私の場合ですが、犬を欲しいと思ってからは3ヵ月程考えて、色々と下調べをしてから飼うようにしました。
幸い私は実家で柴犬を飼っていため、犬に触れる機会が多く知識もあったので、初めて犬を飼う人よりは悩まなかったです。
それでも3ヶ月は考えました。
実家で飼っているとは言っても、実際に自分が飼うのでは、大変さが全然違いますからね。
そして、考えても答えが出ない場合は、実際に犬を飼っている人の生の声を聞いてみるといいでしょう。
飼っている人の話は、説得力があり大変貴重な話が聞けます。
犬を飼っている人が身近にいるなら、実際に会うことをおすすめしますよ。
ココがポイント
犬の飼うことに答えが出ないなら、実際に犬を飼っているの人の実体験を聞いてみよう
犬を飼い始める前に考えること2.「犬に何を求めますか?」
犬を飼う前に、「あなたは犬に何を求めるのか」を考えてもらいたいです。
なぜなら、求めるものよって「犬種を選ぶ基準」が変わり、その後の生活に大きく影響してくるからです。
ここで、人が犬に求める事の例を紹介します。
人が犬に求めること(例)
・信頼し合えるパートナーが欲しい
・寂しさを忘れられる存在が欲しい
・無性の愛を注げす存在が欲しい
上記は例ですが、人は必ず犬に何かを求めて飼い始めるはずです。
そして、求めるものによって、「犬種を選ぶ基準」は変わるのです。
犬種を選ぶ基準
人が犬に求めること | 犬種 |
信頼し合えるパートナーが欲しい場合 | 忠誠心の高い賢い犬種 |
寂しさを忘れられる存在が欲しい場合 | 人懐きのいい犬種 |
無性の愛を注げる存在が欲しい場合 | 愛くるしくかわいいけど世話のやける犬種 |
上記のように、犬種を選ぶ基準は変わります。
つまり、犬種を選ぶときは、「犬に何を求めるのか」を、明確にする必要があるのです。
例えば、「可愛いから」というだけの理由で犬を選んでしまうと、「思ったより手がかかる」「あまり賢くないな」など、想像とは違ったことが起こります。
私は、「かわいい犬で賢い犬」が欲しかったので、ポメラニアンを選択しました。
ポメラニアンは、見た目のかわいさとは裏腹にとても賢く、しつけもしやすいため、選んで正解でしたね。
求めるものに合う犬種を選ぶことが、犬との生活が長く続く秘訣です。
ココに注意
自分が犬に何を求めるのかを明確にしてから、飼う犬種を選ぼう(適当に選ぶと後悔する)
犬を飼い始める前に考えること3.「犬を飼う体力はありますか?」
犬を飼う上で大切なことは、飼い主の体力面です。
なぜなら、犬を飼うには多くの体力が必要になるからです。
自分の体力面に不安のある方は、犬を飼ってはいけません。
犬を飼うと相当な体力を消耗する
犬を飼う前には、「自分の体力」について、考えてもらいたいです。
理由は、犬を飼うともの凄く体力を消耗するからです。
犬は基本的に毎日散歩する必要がありますし、お風呂に入れたり爪を切るなど、定期的にメンテナンスが必要になります。
つまり、体力に余裕がないと、犬を飼うのはキツイのです。
仕事が終わったあとや、友達を遊んだあとにも、犬のお世話は必ずありますからね。
もし仕事が忙しくて毎日ヘトヘトにな状態なら、犬を飼うことは慎重に進めましょう。
ココに注意
犬を飼うとお世話などで毎日体力を消耗するため、自分の生活に余力があるかを考えよう
気力も消耗する
犬を飼うと体力以外にも、「気力」を消耗します。
犬というのは、言うことを聞かなかったり、人が不快になることをするからです。
特に犬を飼い始めた頃は、部屋中にトイレをしたり物を噛んで壊したりと、飼い主が不快になる行動をたくさん取ります。
不快な行動を見るたびにイライラするため、毎日気力を大量に消耗するのです。
何度教えても覚えないと、気がまいってしまいますからね。
犬を飼いたいと思ったなら、体力と気力に余裕があるか、十分に考えておきましょう。
ココに注意
犬は不快な行動をたくさんするため、精神的な余力があるときでないと飼ってはいけない
犬を飼う前に考えること4.「生活が激変しても受け入れられるか?」
犬を飼うと「生活スタイルが激変する」ことは覚悟しましょう。
なぜなら、犬に合わせた生活になるからです。
犬を飼ったら、今と同じ生活はできなくなると、思った方がいいでしょう。
自分の自由な時間が少なくなる
犬に合わせた生活になると、「自由な時間」が少なくなくなります。
理由は、毎日決まった時間に犬のお世話をする必要があるからです。
犬には「ごはんを食べさせる」「1日一回の散歩をさせる」など、毎日決まったお世話があります。
そのため、朝と夜は家にいなければいけませんし、早起きをする必要も出てくるでしょう。
他にも、旅行には頻繁に行けなくなりますし、趣味がある人はその時間も少なくなります。
今まで使っていた時間を、犬に使うようになるため、以前の生活とは激変してしまうのです。
生活が激変しても耐えられる人だけが、犬を飼う資格があるのです。
ココに注意
犬を飼うと犬中心の生活になり、自分の自由な時間が減ってしまう
犬を飼うなら家族の協力は不可欠
犬を飼っても、自分の時間を確保するするには、「家族の協力」が不可欠です。
家族がいれば、「犬のお世話を分担できるから」です。
家族がいるなら、自分の代わりにご飯をあげれますし、犬の世話も見てくれるため、自由に時間を使えるようになります。
旅行に行きたい時も、家族に預けられるなら問題はありません。
家族の協力があれば、犬を飼うハードルが一気に下がりますよ。
ココがポイント
家族の協力があれば犬のお世話を分担でき、犬に対する負担を軽減できる
犬を飼う前に考えること5.「メンテナンスをする自信はありますか?」
犬を飼う前に、「犬のメンテナンスをする自信があるか」を考えて下さい。
考えてと言われても、上手く想像できないですよね。
メンテナンスについて詳しく知りたい場合は、「犬を飼っている人」又は「ペットショップの人」に聞いてみると、イメージしやすくなります。
ちなみに犬には、さまざまなメンテナンスがあります。
犬のメンテナンス
・シャンプーをする
・爪を切る
・毛をカットする
・をブラッシングする
・防接種をする
以上のようなメンテナンスがあります。
今紹介したものは、全て自分で行うものばかりです。
他の人がやってくれるわけではありません。
お店に頼めばやってもらえますが、毎回頼むとかなりの費用がかかってしまいます。
犬にお金をかけれる人は別ですけどね。
費用や時間を抑えるなら、メンテナンスはできる限り自分でした方がいいでしょう。
ココに注意
犬には定期的にメンテナンスが必要になり、費用が労力がかかることを忘れてはいけない
犬を飼う前に考えること6.「犬を飼える環境ですか?」
犬を飼うには「犬を飼える環境かどうか」を、確認しましょう。
自分が犬を飼えるかは、以下のチェック項目を参考にして下さい。
犬を飼えるかの環境のチェック項目
・賃貸の場合はペット可か
・他の住人の理解を得られるか
・犬を飼えるスペースはあるか
・家族は賛成しているか
・犬のアレルギーはないか
以上の項目をチェックしてみましょう。
犬を飼いたい気持ちがあっても、周りの理解を得られなければ、犬を飼うことはできません。
もし、周りに相談なしに勝手に犬を飼い出したら、トラブルの原因になります。
ちなみに、持ち家の方は自分だけの判断で犬を飼えます。
しかし、マンションや賃貸などは、他の住人も居るため、周りに迷惑がかからないように、注意する必要があります。
自分の住んでいる環境に合わせて、犬を飼えるか判断して下さい。
ココに注意
犬を飼う前には周囲のの理解を得ながら、トラブルが起こらないように進めること
賃貸は注意する必要がある
賃貸に住んでいる方は、建物が「ペット可なのか」を、必ず確認しましょう。
もしペット不可なら、犬を飼うことはできません。
仮にペット可であったとして、犬は吠えて騒音の原因になるので、住民の理解も必要になってきます。
犬を飼うなら十分なスペースが必要
ペット可を確認したら、次は「犬が住むスペースがあるか」を確認しましょう。
なぜなら、犬は必ずゲージが必要になるため、一定のスペースが必要になるからです。
住んでいる環境が狭く、人が住むので精一杯なら、犬を飼うのは難しいでしょう。
もしスペースがあったとしても、ゲージを置く事によって人が住みづらくなるなら、それは犬を飼える環境とは言えません。
快適に生活するには、人と犬が余裕を持って住めるスペースが、絶対に必要になりますね。
狭い場所で生活すると、大きなストレスになってしまいますよ。
犬を飼うときは、十分なスペースを確保してからにしましょう。
ココに注意
犬を飼うときはケージを置くスペースと、人が余裕を持って生活できるスペーを確保すること
犬を飼う前に考えること7.「家族は賛成していますか?」
犬を飼うときは、「家族が犬を飼うことに賛成していること」が絶対条件です。
一人でも反対しているなら、その時は犬を飼うべきではありません。
理由は、犬を飼うと一緒に住んでいる人に必ず迷惑がかかるからです。
犬を飼い始めたころはトイレを好き勝手にしますし、吠えたり噛んだりもしますし、毛もいっぱい抜けます。
反対している人にとって上記のことは不快でしかないため、必ず迷惑をかけてしまうのです。
最悪の場合、家族の仲が悪くなる可能性もあります。
犬を飼う場合は、家族で話し合い、全員が賛成してからにしましょう。
ココに注意
同居している家族がいる場合は、犬を飼うことを家族全員が賛成していること
犬を飼う前に考えること8.「経済的に余裕はありますか?」
あなたは、現在の生活に経済的余裕はありますか?
「余裕がない」又は「今後大きな出費がある」など、経済的に不安がある場合は、犬を飼うべきではありません。
なぜなら、犬を飼うと毎月多くの費用がかかるからです。
犬にかかる費用を簡単に説明します。
犬にかかる費用
内訳 | 費用 |
ドッグフード | 月々3.000〜5.000円 |
トイレ用品 | 毎月2.000〜4.000円 |
病院代 | 病気になったとき約4.000〜10.000円 |
お手入れ用品 | 毎月2.000〜5.000円 |
簡単に上げただけでも、上記の費用がかかってきます。
ドックフードやトイレ用品などは毎月必ず購入しますし、犬が病気になったときは病院代がかかってきます。
ちなみに、病気や怪我などは一度で済めばいいですが、通院になったら更に費用がかかってきますね。
お金がかかるタイミングは読めないため、経済的な余裕は必要になってくるのです。
自分も犬も安心して生活するには、お金のことも考えなければいけませんよ。
ココに注意
犬には日用品や医療費など多くの費用がかかり、経済的に余裕がないと生活を圧迫してしまう
犬を飼う前に考えること9.「我慢することは出来ますか?」
あなたは犬が起こす行動に対して「我慢」をすることができますか?
この我慢ができるかが、犬を飼うときのキーポイントになってきます。
テレビや展示などで見る犬は、「かわいい部分」しか見れないため、不快な部分を確かめることはできません。
つまり、犬を飼ったことがない人は「不快な部分を知らないまま飼うことになる」いうことです。
ここで、犬を飼うと我慢することを紹介します。
犬を飼うと我慢しなければいけない事
・犬がソファーやカーペットに排出しても我慢できるか?
・自分の大事なものを壊されても我慢できるか?
・部屋や服が臭くなったり毛だらけになっても我慢できるか?
以上のように、犬を飼うとざまざまな場面で、我慢することになります。
なので、犬を飼うときは、自分が我慢強いかどうかも、考えておきましょう。
犬は一度飼い始めてしまうと、いくら嫌になっても手放すことはできません。
犬と一緒に生活できるか真剣に考えてから、飼い始めるようにしましょう。
ココに注意
犬を飼うと我慢することが増えるたため、生半可な覚悟で飼ってはいけない
犬を飼う前に考えること10.「最後まで一緒にいれますか?」
最後に犬を飼おうとしている人に、伝えたいことがあります。
それは、「犬が生涯を全うする最後まで一緒にいれますか」ということです。
犬を買ったあとの状況については、色々なことが起きますよね。
例えば・・・
・一人暮らしをするから犬と離れる
・仕事が転勤になったから犬と離れる
・高齢になり犬が飼えなくなった
など、将来的に何が起こるかわかりませんよね。
人間の都合で犬と離れるのは、非常に可哀想なことです。
自分が最後まで一緒に暮らせるという確証がない限りは、犬を飼ってはいけませんよ。
犬を飼い始めると、犬はあなたのことを1番に信頼し懐くでしょう。そんな健気な存在を裏切ることをしてはいけません。
犬を買ったなら、あなたが最後まで責任を持ってお世話をする必要があるのです。
途中で投げ出すことは、絶対に許されないんですよ。
犬を飼おうと思うなら、一生一緒にいるつもりで飼いましょう。
ココに注意
犬は飼い主のことを一番に信頼するため、一生一緒にいる確証があるときだけ飼ってもよい
まとめ:犬を飼う前にはとことん考え抜こう
犬を飼う前に考えて欲しいことを、質問形式で紹介しました。
共感できる部分はありましたか?
一番注意して欲しいことは、犬を飼うことを安易に考えないことです。飼ってから後悔しては取り返しがつきません。
何度も言いますが、犬を飼う前には時間をかけてじっくり考え抜くことが大事になります。
もし周りに犬を買っている人がいるなら、嬉しい話や苦労する話を聞いてみて下さい。
生の声は説得力が違いますから。
犬を飼うと嬉しいこともたくさんあるので、焦らず慎重に決断しましょうね。
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