犬のマイクロチップの登録方法って、気になりますよね。

マイクロチップはどうやって登録するの?

犬のマイクロチップの登録費用は?
今回は上記の疑問にお答えして、「犬のマイクロチップの登録方法」を、解説します。
この記事の内容
・ 犬のマイクロチップを簡単に解説
・ マイクロチップの登録方法
・ マイクロチップの費用
以上の内容になっています。
まず初めに、マイクロチップの登録は、基本的に「ペットショップ」で行えます。
現在は、マイクロチップの装着が義務化されつつあり、購入の際はショップで全ての登録を行えます。
なので、飼い主の方は基本的に自分ですることは、あまりありません。
自分の個人情報を伝えるだけで、あとは簡単に登録が完了するでしょう。
ちなみに、私は犬を購入したとき、全ての工程をペットショップで済ませることが出来ました。
とはいえ、「マイクロチップ登録を自分で行う」という方も、中にはいると思います。
そんな方達のために、今回はマイクロチップの登録する流れを、一連で紹介します。
「愛犬にチップを装着したい」という方に、きっと役に立つと思いますよ。
マイクロチップを装着して、万が一犬と離れたときに備えて下さい。
それでは早速、本文で詳しく説明します。
Contents
犬のマイクロチップを簡単に解説
初めに、「犬のマイクロチップ」について、簡単に説明します。
マイクロチップとは?
- ペットの個体情報を登録し埋め込むことで、犬とはぐれた際に個体の情報を認識して飼い主を特定するもの
以上がマイクロチップの説明になります。
そして、犬と飼い主がはぐれる事例は、以下のような事が考えられます。
犬と飼い主がはぐれる事例
・ 迷子
・ 災害での離散
・ 盗難
上記のことで犬を探すとなった時、マイクロチップに非常に役に立ちます。
愛犬の捜索に備えておくことも、飼い主には必要なのです。
ココがポイント
マイクロチップには犬と飼い主の情報が記録され、迷子などの万が一に備えられる
マイクロチップは飼い主と犬を繋ぐものです
マイクロチップがあると、犬が保護された際に、飼い主を特定できるようになります。
つまり、マイクロチップは「犬と飼い主を繋ぐ役割」があるのです。
何かしらの理由で犬とはぐれてしまった場合、自力で愛犬を探すのは非常に難しいでしょう。
ましてや災害などが起こると、自分で愛犬を探すのは不可能ですよね。
しかし、マイクロチップがあれば、愛犬と再会できる確率がグッと上がるのです。
犬が保護さへされれば、飼い主をすぐに特定できますからね。
マイクロチップは、犬と飼い主をつなぐ大事な役割があるのです。
ココがポイント
マクロチップを装着すれば、犬と離れたときに再会する確率が跳ね上がる
マイクロチップはどんな形をしている?
マイクロチップはどんな形をしているか、気になりますよね?
基本的にチップは、犬を購入する以前から埋め込まれていることが多く、見る機会は滅多にありません。
ちなみに、私も見たことはありません。
なので、マイクロチップの形状を説明します。
マイクロチップの形状
- 直径約2mm、長さ8〜12ミリ程度の塩筒状の電子表記色器具
以上のような形をしています。
わかりやすく例えると「薬のカプセルのような形」をしています。
チップ自体はとても小さいため、外から見ても装着しているかは分からないです。
飼い主が直接管理するわけではないので、形状は参考程度に覚えておくといいと思います。
ココがポイント
マイクロチップは薬のカプセルのような形状で非常に小さい
マイクロチップはどうやって装着するの?
次は、「マイクロチップの装着方法」について説明します。
念のため伝えておきますが、チップは自分で装着するわけではないので、安心して下さい。
マイクロチップの装着方法
・ チップは動物病院で装着する
・ 注射器に似た専用の器具で埋め込む
・ 埋め込む場所は首の背面が多い
以上の手順で、マイクロチップは装着されます。
チップは獣医師により、専用の器具を使って首の背面に埋め込まれることが多いです。
話だけ聞くと、ちょっと怖いですよね。
体にチップを埋め込むなんて、想像しただけてゾクッとします。
ココがポイント
マイクロチップは獣医師の手により埋め込まれる
マイクロチップの装着は安全です
マイクロチップを埋め込むと聞くと、犬の体が心配になります。
しかし、チップの埋め込みは安全に行われ、犬の健康に支障はありません。
直接見たことはないですが、装着は一瞬で終わり痛みも少ないそうです。
私の犬にもチップは埋め込まれていますが、どこに装着しているか分かりませんし、今でも元気モリモリで生活しています。
チップの埋め込みは安全なので、安心して装着して下さい。
ココがポイント
マイクロチップは獣医によって埋め込まれ、犬の健康上に問題はない
マイクロチップはみんな付けているの?
「他の飼い主はマイクロチップを付けているのか?」気になりますよね。
他人の装着具合がわかれば、「自分も犬にチップを装着するか」の判断の参考にできるでしょう。
ここで、「日本でのマイクロチップの普及率」を紹介します。
日本のマイクロチップの普及率
- 7.9%
上記の割合は、「約12人に1人」が装着していることになります。
現在はこれくらいの割合ですが、今後は捨て犬の問題もあるため、さらに普及率は上がってくるでしょう。
マイクロチップを装着するか迷っている場合の、参考にして下さい。
ココがポイント
マイクロチップの普及率は義務化の影響で、年々上がっている
マイクロチップは義務なの?
マイクロチップの装着は「義務」なのか知りたいと思います。
結論から話すと、チップの装着は義務ではありません。
しかし、2019年6月に動物愛護法が改正され、マイクロチップ装着に関しては以下のように変更されました。
法改正後のマイクロチップについて
- 犬や猫の販売業者への義務・・・ペットショップなどの販売業者はチップの装着を義務化する
- 購入者への義務・・・犬を新たに購入した人はチップの装着を義務化する
- 既に犬を買っている方・・・チップの装着を努力義務にする(頑張って着ける努力をしてね)
改正法の公布から3年以内に施行されます。
法が改正されてから3年以内には、完全にマイクロチップの装着が義務化されます。
現代では、捨て犬による殺処分が問題視されており、上記の法改正は妥当な判断でしょう。
犬を愛する人にとって、捨て犬問題は一刻も早くは無くなって欲しいですからね。
安易に犬を飼う人が減るので、不幸になる犬が減ることを願います。
ココがポイント
法改正によりチップの装着が義務化されると、捨て犬問題の改善に期待できる
チップを装着しないと罰金はある?
現時点では、「マイクロチップを装着していない」からといって、罰則などはありません。
法改正前に犬を購入した方は、チップの装着は強制ではないからです。
そして、法の改正後は犬を購入した時点で、既にマイクロチップは装着されています。
つまり、マイクロチップに関して私たちが行うことって、基本的にはないのです。
すべて、ペットショップの方が済ませてくれますからね。
私も犬を購入した時には、すでにマイクロチップは装着済みでした。
特に罰則などはないので、安心して犬を可愛がりましょう。
ココがポイント
現時点ではチップの装着による罰金等はない
犬のマイクロチップ登録方法を紹介
ここからは「マイクロチップを登録する流れ」を、順を追って説明していきます。
登録は面倒だと思いますが、意外と簡単なので安心してくださいね。
マイクロチップに登録する個人情報
マイクロチップの登録には、飼い主の個人情報を登録しなければなりません。
そして、飼い主の情報は「AIPO動物ID復旧推進会議」に登録され、管理をされます。
ちなみに、情報の登録料として「1.000円」の費用がかかりますね。
飼い主が登録す個人情報の詳細は下記になります。
マイクロチップに登録する個人情報
- IDナンバー
- 埋め込み日時
- 氏名
- 連絡先
- 動物の特徴
- 性別
- 生年月日
以上の情報を登録されます。
けっこう細かく登録する必要はありますが、万が一のときに非常に役立つでしょう。
ココがポイント
犬のマイクロチップには個人情報を登録する必要がある
マイクロチップの登録の流れ
マイクロチップを登録する時の流れについて説明します。
ちなみに、今回紹介している流れは、自分自身で行う方法となります。
ペットショップで登録する場合は、もっと簡単にできますよ。
マイクロチップを登録する流れ(自分で行う場合)
手順 | 内容 | 詳細 |
1 | 登録申込書の記入 | 必要事項を記入する |
2 | 登録料を支払う | 1000円支払う |
3 | 申請書を送付する | 公益社団法人 日本獣医師会に送付する |
4 | 登録完了ハガキが届く | 後日登録完了のハガキが届く |
5 | 登録完了 |
そして、「マイクロチップ登録用の申請書」は、下記の画像になります。
引用:日本獣医師参照
「登録完了のハガキ」は下記になります。
引用:日本獣医師会参照
流れは一見すると難しいように思えますが、申込書に必要事項を記入して送るだけです。
自分だけでは不安という方は、ショップなどで登録すると10分程で完了するでしょう。
自分がやり易い方法で、試してみて下さい。
ココがポイント
マイクロチップの登録は面倒だが、内容的にはそこまで難しくはない
登録データの変更や消去の方法は?
マイクロチップに登録してある情報を「変更・消去」する方法を紹介します。
マイクロチップ登録データの変更方法
手順 | 内容 |
1 | 控えの「AIPO・IDデータ登録申込書」をコピーする |
2 | 用紙の左上の区分「変更」に○印をつける(変更と書いても可) |
3 | 変更箇所を二重線で消す |
4 | 余白に変更事項を記入する |
5 | 変更内容を明記したものをAIPO事務局に郵送する |
・不明な点がある場合はAIPO事務局に連絡する(TEL 03-3475-1695)
マイクロチップ登録データの消去方法
手順 | 内容 |
1 | 控えの「AIPO・IDデータ登録申込書」をコピーする |
2 | 用紙の左上の区分「消去」に○印をつける(消去と書いても可) |
3 | 申込書をAIPO事務局に郵送する |
・不明な点がある場合はAIPO事務局に連絡する(TEL 03-3475-1695)
個人情報を変更した場合は、すぐに申請を行って下さい。
ココがポイント
マイクロチップの変更・消去は郵送で行える
マイクロチップの費用について
最後に「マイクロチップの費用」について説明します。
マイクロチップの費用
内訳 | 費用 |
登録料 | 1.000円 |
埋め込み費用 | 3.500〜10.000円 |
以上の費用がかかってきます。
マイクロチップ自体は無料ですが、「登録」と「埋め込み」にが費用が発生します。
費用については、装着する病院によって変わりますね。
ココがポイント
マイクロチップの登録は費用がかかるため、事前に準備をしておこう
まとめ:現代はマイクチップが必要です
最後に伝えたいこととは、「現代はマイクロチップが必要」ということです。
現代では、「地震」や「水害」などの自然災害が多いため、愛犬と離れ離れになることは十分に考えられます。
しかし、マイクロチップを装着していれば、愛犬と再開できる確率がグッと上がるのです。
また、捨て犬問題もあるため、チップの重要性はさらに高まってくるでしょう。
マイクロチップは「人と犬」を繋いでくれます。
大切な家族である犬を守るために、飼い主の行動が問われてくるのです。
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