犬のいびきがうるさい原因って、知りたいですよね。

犬のいびきがうるさいのはどうして?

いびきがうるさいと何か問題はある?
今回は上記の疑問にお答えして、「犬のいびきがうるさい原因」を解説します。
この記事の内容
・ 犬のいびきがうるさい原因
・ 犬の睡眠について簡単に解説
・ いびきの対処法
以上の内容になります。
まず、犬のいびきがうるさいと、飼い主の方は色々と心配になると思います。
犬のいびきがうるさい原因には、「空気が汚れている」「病気にかかっている」など、何かしらの悪影響なことが起きている場合が多いです。
また、いびきがうるさいと、自分自身も眠れないため、睡眠不足になります。
なので、早急に原因を突き止めて、少しでも犬のいびきが改善されるに努めましょう。
健康に生きるには、犬も人間も快適な睡眠を取ることが、一番ですからね。
それでは早速、本文で詳しく説明します。
Contents
犬のいびきのメカニズム
はじめに、「犬がいびきのメカニズム」から説明します。
メカニズムを知ることで、 いびきを治す手がかりとなるでしょう。
いびきのメカニズム
- 脂肪で喉や気道が狭くなり、そこを空気が通ると喉の粘膜が振動して起きる
以上がいびきのメカニズムです。
ちなみに、犬も人間も、いびきをかく仕組みは同じです。
とはいえ、犬は元々喉が狭いため、よりいびきをかきやすいのです。
いびきが起きるメカニズムを知り、ぜひ改善に役立てましょう。
ココに注意
いびきのメカニズムは犬も人も同じだが、犬は喉が狭いためいびきをかきやすい
犬のいびきがうるさい原因
それでは、早速「いびきがうるさい原因」を説明します。
犬のいびきがうるさい原因
1. 肥満
2. 鼻の粘膜が弱い
3. 短頭種である
4. 老化
5. 空気が汚れている
6. アレルギー
以上の原因があります。
犬のいびきがうるさい原因⒈「肥満」
犬のいびきがうるさい原因には、「肥満」があります。
なぜなら、肥満になると喉に脂肪が付いてしまうからです。
犬は肥満になると、喉の周りに余計な脂肪が付いてしまい、空気の通り道が狭くなり、いびきがうるさくなります。
人間でも肥満の方は、いびきをかく人が多いですよね。
犬も同じで、肥満になると、いびきがうるさくなってしまうのです。
ココに注意
犬は肥満になると脂肪で気道が狭くなり、いびきがうるさくなる
犬のいびきがうるさい原因2.「鼻の粘膜が弱い」
犬は鼻の粘膜が弱いと、いびきをかきやすくなります。
理由は、鼻への異常が起きやすくなるからです。
犬の鼻に起きる異常
・ 鼻水がでる
・ 鼻がつまる
・ 粘膜に炎症が起きる
鼻の粘膜が弱い犬は、ちょっとした事で鼻に異常が起きるため、すぐに空気の通り道が狭くなり、いびきがうるさくなります。
元から鼻が弱い犬などは、特にいびきがうるさくなりやすいでしょう。
私のポメラニアンも鼻が弱いので、よく鼻を詰まらせてフガフガしています。
なので、上記のような犬を飼っているなら、生活環境を改善する必要がありますね。
鼻の粘膜が弱いと、 いびきがうるさくなる原因になります。
ココに注意
鼻の粘膜が弱い犬は鼻に異常が起きやすいため、いびきがうるさくなる
犬のいびきがうるさい原因⒊「短頭種(鼻が短い)」
犬の中でも「短頭種」と呼ばれる犬種は、いびきがうるさくなりやすいです。
短頭種について説明します。
短頭種とは・・・
- 鼻が短いまたは鼻が潰れてるような特徴を持った犬種のこと
代表的な短頭種犬
・ パグ
・ シーズー
・ プルドック
・ ペキニーズ
・ ボストンテリア
短頭種は鼻が短いので、元から空気の通り道が狭く、いびきをかきやすい構造になっています。
体の構造自体が原因なので、短頭種の場合は、ある程度のいびきなら大丈夫です。
とはいえ、あまりにもうるさい時は、病気の可能性もあるので注意ですね。
短頭種は、いびきがうるさくなる原因になります。
ココに注意
短頭種の犬は元々空気の通り道が狭いため、いびきはうるさくなりやすい
犬のいびきがうるさい原因⒋「老化」
犬は老化すると、いびきをしやすくなります。
理由としては、体の筋肉が衰えてくるからです。
犬は歳を取り体が老化すると、喉や首の筋肉が衰えて、空気の通り道が狭くなります。
歳を取れば、当然筋肉も衰えますよね。
なので、シニア犬は老化が原因で、いびきがうるさくなってしまうのです。
老化によるいびきは、歳が原因なので、仕方のない部分もあります。
年齢によるいびきは個体差はあれど、高齢になれば酷くなる可能性は高いでしょう。
シニア犬を飼っている方は、老化による原因も覚えておいて下さい。
ココに注意
犬は体が老化すると、筋肉の衰えでいびきがうるさくなる
犬のいびきがうるさい原因⒌「空気が汚れている」
部屋の空気が汚れていると、犬はいびきをかきやすくなります。
なぜなら、喉や鼻に異常が起きるからです。
ちなみに、部屋の空気はハウスダストによって、汚れていきます。
部屋の空気が汚れる原因
・ チリ・ホコリ
・ ダニの死骸・フン
・ 花粉
・ 繊維
・ 細菌
犬はハウスダストを吸うと、喉や鼻に異常が起き、いびきがうるさくなる原因になります。
部屋の中には、目に見えないハスダストがたくさんあります。
特に、犬は背が低いので床に蓄積されたゴミを、たくさん吸ってしまうでしょう。
人間だって、空気が汚れていると、咳やくしゃみなどがでますよね。
生活環境が汚れていると、犬のいびきはうるさくなってしまうのです。
ココに注意
部屋の汚れた空気(ハウスダスト)を犬が吸うと、鼻や喉に異常が起きていびきがうるさくなる
犬の睡眠について簡単に解説
犬の睡眠について、簡単に説明します。
睡眠といびきは切っても切れ関係なため、理解を深めることが大切です。
意外と犬の睡眠って謎が多いので、知ってみとー楽しいと思いますよ。
犬は一日の大半を寝て過ごす生き物です
犬というのは、1日の大半を寝て過ごします。
これは、犬の睡眠の性質に理由があります。
犬の睡眠は、人間のように一度では深く眠れない性質のため、睡眠の回数を増やす必要があります。
ちなみに、人間の睡眠は、一度で深く眠れるため7~8時間も寝れば、1日中活動できます。
しかし、犬の場合は眠りが浅いので、睡眠の回数を増やすしかないのです。
犬を飼うと、活動時間よりも寝ている時間の方が多いことに気付くと思いますよ。
いつの間にか寝ているので、私は「寝てばかりいるな」と、感じていましたね。
犬が1日中寝ているのは、ちゃんと理由があるんです。
ココがポイント
犬の睡眠は浅い性質のため、眠る回数を増やす必要がある
犬の睡眠はとても浅い
犬の睡眠の質は、基本的に「浅い時間」が多くなっています。
ここで一旦、睡眠の質について説明します。
睡眠の質について
- 浅い眠りの時間のこと→「レム睡眠」
- 深い眠りの時間のこと→「ノンレム睡眠」
犬の睡眠は、レム睡眠の割合が圧倒的に多いので、眠りがとても浅いのです。
ちなみに、人間はレム睡眠とノンレム睡眠の割合が、同じになっています。
そのため、睡眠のバランスがよく、短い時間でもしっかりと疲れが取れます。
ですが、犬はレム睡眠が多く眠りが浅いので、短時間では疲れが取れません。
実際に、犬は少しの物音や人の気配を感じるだけで、すぐに起きてしまいますからね。
「犬の睡眠は浅い」と覚えて下さい。
ココがポイント
犬は「レム睡眠」の割合が多いため、少しの気配で起きてしまう
犬は睡眠の回数を増やさないと疲れを回復できない
先程説明したように、犬の睡眠の質は浅いです。
つまり、睡眠の回数を増やさないと、疲れを回復できないのです。
犬が寝てばかりいるのは、ここに理由があります。
眠りの質が浅いと疲れを一度に回復できないので、犬な睡眠の回数を増やし、疲れを癒しています。
犬はけっして、寝るのが好きなわけではありません。
眠らないと疲れが回復しないので、ずっと寝ているのです。
ココがポイント
睡眠の質が浅い犬は、回数を増やして体の疲れを回復させている
犬の睡眠が浅いのは「外敵から身を守るため」
犬の睡眠が浅いのには、ちゃんとした理由があります。
その理由は、外敵から身を守るためです。
犬は睡眠を浅くし、すぐに眠りから目覚められる状態にすることで、外敵から襲われても身を守れるよう備えています。
もし深く眠ってしまうと、襲われた時に対応できないですからね。
現代の犬は、ペットとして飼われているので、外敵に襲われることはまずありません。
しかし、野生のときの名残があるので、犬の睡眠は浅くなっているのです。
昔の犬は睡眠中でも、気が抜けなかったということですね。
ココがポイント
犬の睡眠が浅い理由は、外敵に気付きやすく身を守るため
犬の睡眠時間ってどれくらい?
犬の睡眠時間て、どれくらいだと思いますか?
上記の疑問を解決するために、 「犬の睡眠時間」をまとめました。
ちなみに、犬というのは1日の半分以上を、睡眠に使っています。
犬の睡眠時間について
年齢 | 睡眠時間 |
子犬(〜1歳) | 18~19時間(1日の大半を寝て過ごす) |
成犬(1〜7歳) | 12~15時間(1日の半分は寝ている) |
シニア犬(7歳〜) | 18~19時間(1日の大半を寝て過ごす) |
犬の睡眠時間は、成犬でも12時間以上と長く、1日の半分以上が睡眠の時間となります。
睡眠時間を見ると、ビックリしますよね。
子犬やシニア犬だと、「18~19時間」は寝ているので、起きている方が珍しいですからね。
犬の睡眠時を理解し、犬が快適に眠れる環境を、作ってあげましょう。
ココがポイント
犬は1日の2/3を寝て過ごしており、寝ている姿の方が自然である
犬のいびきの対処法
犬のいびきがうるさいときの「対処法」を紹介します。
いびきに対しては、早急に対処をした方がいいですね。
犬のいびきがうるさい時の対処法
対処法 | 効果 |
食生活を見直す | 犬の体が健康になり肥満を防ぐ |
ダイエットする | 肥満を改善する |
寝ている体勢を変える | 空気の通り道を広げる |
散歩コースを変える | 外の汚れた空気を吸わないようにする |
部屋を掃除する | ハウスダストの吸い込みを防ぐ |
病院に行く | 適切な処置をしてもらえる |
以上の対処法があります。
上記に共通することは、どれも犬の喉や鼻に対して、対処をしていることです。
食を見直したりダイエットをすれば、空気の通り道が広くなりますし、空気をきれいにすれば、犬が呼吸をしやすくなります。
そして、対処をしても解決しないときは、早めに病院を受診しましょう。
病院なら確実に原因がわかりますし、適切な処置をしてもらえますから。
愛犬が快適に眠れるように、しっかりと対処をしてあげて下さい。
ココがポイント
犬のいびきがうるさい時は、何か対処をするか早めに病院へ連れて行こう
まとめ:犬のいびきがうるさいのは飼い主が原因?
犬のいびきがうるさいのは、飼い主に原因がある場合があります。
なぜなら、飼い主が犬の管理をきちんと出来ていないからです。
犬のいびきがうるさいのは、「肥満」や「部屋の空気の汚れ」の場合もあるため、飼い主の管理不足が考えられます。
肥満はごはんの与え方が間違っていますし、空気の汚れは掃除を怠っている可能性がありますからね。
犬は鼻や喉に異常が起きやすいため、飼い主も注意が必要です。
犬のいびきがうるさいときは、一度自分の行動を見直してみましょう。
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