犬をブリーダーから買うときの「メリット・デメリット」って、気になりますよね。

犬をブリーダーから買うってどうなの?

普通のショップとは何が違うの?
今回は上記の疑問にお答えして、「犬をブリーダーから買うメリット・デメリット」を紹介します。
この記事の内容
・ 犬をブリーダーから買うメリット6選
・ 犬をブリーダーから買うデメリット4選
・ 私の体験も含めて紹介
以上の内容になっています。
結論から話すと、犬を買うときペットショップとブリーダーでは、両者に明確な違いがあります。
ペットショップは、「犬をお客さんに売ること」を目的としていますが、ブリーダーは「犬を繁殖させて育てること」を目的としています。
つまり、ブリーダーからは生まれたての子犬に出会えたり、貴重な犬種に出会えたりするのです。
なので、「他とは違う犬が欲しい」「子犬から育ててみたい」という方は、ブリーダーから犬を買うといいでしょう。
ちなみに、私の実家で飼っている柴犬は、ブリーダーから直接購入しました。
経験から言わせてもらうと、犬をとにかく安く購入したいらな、ブリーダーを利用することをオススメします。
とはいえ、その分ブリーダーにはデメリットもありますけどね。
なので今回は、私の経験も含めての「ブリーダーから犬を買うメリット・デメリット」を紹介します。
ペットショップもブリーダーも一長一短なので、自分に合う方法で犬を購入して下さい。
それでは早速、本文へ行っちゃいましょう。
Contents
犬をブリーダーから買うメリット6選
初めにメリットから紹介していきます。
犬をブリーダーから買うメリットは、主に6つあります。
犬をブリーダーから買うメリット
1. 安く購入できる
2. 値段交渉できる
3. 子犬が買える
4. さまざまな犬種を買える
5. 優れた血統の犬を買える
6. ブリーダーからアドバイスをもらえる
以上のメリットがあります。
メリット1.「安く購入できる」
犬をブリーダーから買うと、ペットショップよりも安く購入できます。
なぜなら、ブリーダーは犬を自分たちで直接販売しているからです。
ペットショップは犬を業者から仕入れるため、その分の手数料などが上乗せされます。しかし、ブリーダーは自分達で犬を直接販売しているので、価格を安くできます。
なので、ブリーダーを利用すると、特別な犬なども比較的安く購入できるのです。
人気の犬種や珍しい犬種なども、びっくりするくらいの値段で売られていることがありますよ。
少しでも犬の購入代を抑えたい方は、ブリーダーを利用するといいでしょう。
ココがポイント
ブリーダーは自分たちで犬を直接販売しているので、販売価格が非常に安い
メリット2.「値段交渉できる」
犬をブリーダーから買うと、値段交渉できる可能性があります。
ちなみに、ペットショップでは、ほとんど値段交渉することはできません。
ブリーダーは、自分のお店や家などで犬を販売しているケースが多く、お客さんとの距離感が近いです。そのため、仲良くなれば値段交渉できることがあります。
私の実家で飼っている柴犬は、ブリーダーと値段交渉したため、通常よりも安く購入できました。
値段交渉するポイントとしては、「自分は犬が大好き」という気持ちを、しっかりと伝えることです。
気持ちが伝われば、ブリーダーも心を打たれて、価格を安くしてくれる可能性がありますからね。
交渉は難しいですが、試してみる価値は大いにあるでしょう。
ココがポイント
ブリーダーはお店の形態からお客さんとの距離が近く、場合によっては値段交渉できる
メリット3.「子犬を買える」
ブリーダーを利用すると、犬を子犬の時期から購入できます。
というのも、ブリーダーは犬を繁殖させて育てているからです。
ペットショップは、早くても生後3ヵ月からの子犬しか売っていませんが、ブリーダーは犬を繁殖させているため、生まれたばかりの子犬でもを購入できます。
生まれたての子犬というは、育てるのが大変難しいため、ペットショップでは扱っていません。
しかし、ブリーダーは犬を繁殖させるプロなので、子犬でも安全に育てられるのです。
「犬を子犬から育ててみたい」という方は、ブリーダーを頼ってみましょう。
ココがポイント
ブリーダーは犬を繁殖させているので、生まれたての子犬から購入できる
子犬を購入するには条件がある
生まれたての子犬を買うには、条件があります。
子犬を購入できる条件
・ 生後49日を過ぎていること
・ ブリーダーに認められること
・ 子犬のお世話を1日中できること
ブリーダーにもよりますが、上記の条件があります。
子犬は法律により「生後49日」を過ぎないと販売できません。育てるのも大変難しいため、犬の飼育をきちんとできる方でないと、購入を認められないのです。
子犬は非常にデリケードですから、ブリーダーも慎重にお客さんを見極めます。
さらに、子犬はごはんの回数が多かったり体調を崩しやすいので、お世話も1日中必要になります。
生まれたての子犬はとても可愛いですが、買うときは慎重になりましょう。
ココに注意
子犬の飼育は非常に難しいため、購入するにはブリーダーの了承を得る必要がある
メリット4.「さまざまな犬種を買える」
ブリーダーを利用すると、ざまざまな犬種を買えます。
なぜなら、ブリーダーは犬種を扱うプロだからです。
ブリーダーは犬を扱うプロなため、特定の犬種を専門に販売しており、誇りやプライドを持って育てています。
つまり、ブリーダーからは珍しい犬種を買えるのです。
ブリーダーが扱っている犬種
・ ポメラニアン
・ ラブラドールレトリバー
・ シベリアンハスキー
・ 柴犬
・ ルドッグ
上記は例ですが、他にもさまざまな犬種を扱っています。
ちなみに、ペットショップは売ることを優先するため、珍しい犬やサイズの大きい犬は扱っていません。
ペットショップでは売れ残る犬種を、そもそも扱おうとしないのです。
なので、「どうしても欲しい犬種がいる」という場合は、ブリーダーを利用しましょう。
お目当ての犬種が、きっと見つかるはずです。
ココがポイント
ブリーダーで扱っている犬種は様々で、ペットショップにいないような犬種も販売している
メリット5.「優れた血統の犬を買える」
ブリーダーから犬を利用すると、優れた血統の犬を購入できます。
というのも、ブリーダーは適切な血統管理を行っているからです。
※血統とは、人間でいう遺伝みたいなものです。
ブリーダーは、適切な血統管理を行った上で犬を繁殖させているため、優れた血統を持った犬が多く生まれます。
優れた血統の犬は、通常の犬よりも「見た目」「運動能力」が優れていることが多く、飼っていて誇らしくなります。
優れた血統の犬の特徴
・ 見た目が美しい
・ 力強い体格
・ 知能が高い
・ 運動能力が高い
血統の優れた犬を飼うと「自分の犬はこんなに凄いんだ」と、誇らしくなりますね。
血統というのは、親から子へ語り継がれていく「物語」なのです。
ココがポイント
ブリーダーは適切な血統管理を行い、優れた血統の犬を販売している
メリット6.「アドバイスをもらえる」
ブリーダーから犬を買うと、役立つアドバイスをもらえます。
理由は、お客さんとの距離が近いからです。
ブリーダーは個人経営でやっている場合が多く、お客さんとの距離がとても近いため、的確で役立つアドバイスをたくさんもらえます。
ブリーダー貰えるアドバイス
・ごはんのあげ方
・トイレのしつけ方
・犬がどうしたら喜ぶのか
・爪の切り方
・お風呂の入れ方
私は柴犬を購入するときに、ブリーダーからたくさんのアドバイスを貰いました。
仮にアドバイスがなかったとしたら、貴重な情報を知ることはできなかったでしょう。
ペットショップでもアドバイスを貰えますが、ブリーダーの方がより的確で気軽に相談できますね。
信頼できるブリーダーと出会うと、購入した後でも安心して犬と生活できるのです。
ココがポイント
ブリーダーはお客さんとの距離感が近く、気軽にアドバイスを貰うことができる
犬をブリーダーから買うデメリット4選
ここからは、「ブリーダーから犬を飼うデメリット」を紹介します。
犬をブリーダーから飼うデメリット
1. 信頼できるブリーダーを探す必要がる
2. 自分で行う手間が増える
3. 子犬を買うと飼育が大変になる
4. 病気が見つかることがある
以上がデメリットになります。
デメリット1.「信頼できるブリーダーを探す必要がある」
ブリーダーから犬を飼うときは、必ず信頼できるブリーダーを探す必要があります。
ブリーダーの中には悪質な人もいるため、慎重に選ぶ必要があるのです。
ここで、悪質なブリーダーの特徴を説明します。
悪質なブリーダーの特徴
・ 犬の価格が異常に高い
・ 犬の質が悪い
・ 血統に間違いがある
・ 飼育環境が悪い
・ 飼育環境を見せてくれない
・ コミュニケーションが少ない
悪質なブリーダーは、相場よりも価格が高額だったり、飼育環境が悪くて犬の質が低い場合があります。
他にも、「重要な質問に答えてくれない」など、いまいち信用できない人が多いと言います。
なので、ブリーダーから犬を買うときは「信頼できるかどうか」を、自分の目で見極めるようにしましょう。
信頼できるブリーダーを探すのは大変ですが、こればかりを色々と足を運んで確かめるしかないですね。
ココに注意
ブリーダーの中には悪質な販売者もいるため、購入時は自分で見極める必要がある
信頼できるブリーダーは話を聞いてくれる
信頼できるブリーダーは、こちらの話を聞いてくれる方が多いです。
なぜなら、ブリーダーも信頼できる人に犬を渡したいからです。
ブリーダーは犬を生まれた時から育てているため、販売するときは信頼できる人に渡したいと考えています。
なので、信頼できるブリーダーは、こちらの悩みや要望を真剣に聞いてくれる方が多いです。
私の家の近くにいるブリーダーさんは、親身に悩みを聞いてくれますし、犬の変化をいち早く気付いてくれます。
ブリーダーを探すときは、たくさんコミュニケーションをとり、お互いが信頼できることが大切ですね。
ココがポイント
信頼できるブリーダーはこちらの話を真剣に聞いてくれて安心感がある
デメリット2.「自分で行う手間が増える」
ブリーダーで犬を買うと、自分で行うことが増えます。
本来はペットショップが行うことを、自分で行わなければならないからです。
犬の購入時に自分で行うこと(ブリーダーから買う場合)
・ 健康診断
・ 義務の予防接種
・ 手続き関連
・ マイクロチップの登録
ペットショップで犬を購入すると、必要最低限のことはショップ側がやってくれますが、ブリーダーから買うと、面倒な作業を自分で行うことになります。
つまり、ペットショップがやってくれた事を、全て自分で行うことになるのです。
特に、子犬からだと犬を飼い始める時期が早いので、さらにやることが増えるでしょう。
犬のお世話に集中したいなら、ペットショップでの購入も十分にありです。
逆にすべて自分でやれる自信がある人は、ブリーダーから購入しても大丈夫ですね。
ココに注意
ブリーダーから犬を買うとその他手続きを自分で行うことになるので、購入後の手間が増える
デメリット3.「子犬の飼育は大変」
ブリーダーからは生まれたての子犬を買えますが、ここで注意することがあります。
それは、子犬の飼育は想像以上に大変だということです。
子犬の飼育が大変な理由
・ ごはんの回数が多い
・ 排出の回数が多い
・ 体調を崩しやすい
・ 飼育環境に気を遣う
・ 1日中お世話が必要
生後2ヵ月くらいの子犬は、人間に例えると赤ちゃんの時期になるので、1日中犬のお世話が必要になります。
なので、仕事で日中家にいない人は、子犬を飼育することは不可能でしょう。
安易に可愛いという理由だけで生後間もない子犬を飼うと、想像以上に苦労しますよ。
仕事しながら飼育するなら、生後3ヵ月以上経過した犬からが、妥当な時期になるでしょう。
ココに注意
ブリーダーからは生まれたての子犬を買えるが、飼育がとても大変なので購入時は慎重になろう
デメリット4.病気が見つかることがある
生後間もない子犬を買うと、購入後に病気が見つかることがあります。
ブリーダーはプロなので、病気を持った犬を売ることはないですが、購入後に発症した病気については、どうすることもできません。
もし購入後に病気が見つかったとしても、あなたは責任をもって犬を育てる必要があります。
なので、生後間もない子犬を購入するときは、それなりのリスクがある事を覚えておきましょう。
安全に犬を購入したいなら、生後がある程度経過した犬を買うといいです。
ココに注意
生まれたての子犬を買うと、後に病気が見つかる可能性がある
まとめ:ブリーダーから犬を買うと特別な出会いがある
ブリーダーから犬を買うと、特別な出会いがあります。
流通の少ない犬などはブリーダーを利用することで、出会うことができるのです。
ブリーダーはさまざまな犬を扱っているため、普段は見ることがない犬や、自分が知らない犬などに出会えることがあります。
なので、人とは違う特別な犬を飼いたいなら、ブリーダーを積極的に利用してみましょう。
自分の要望にあった犬が見つかるので、購入後も楽しく犬と暮らせますよ。
あなたが心ときめく、運命的な犬に出会えること祈っています。
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